アイソレーションタンク

刺絡は古代中国の鍼灸医学の古典の書物である黄帝内経（こうていだいけい）にも記されている鍼灸治療法です。
技法は様々ありますが、（セルフロッテでは）主に鬱血した部位を狙い行います。
皮膚に鍼を用いて体表や指先などに意図的に刺激を与え、鬱血した部位のお血を体外に出すよう促ししっかり取り除きます。
チクっとした痛みを伴います。
指先は心臓から離れており、末端にあり外気と常に接してる部位なのでとても冷えやすく、
気血の滞りやすい場所です（血流障害）。また末端の血行障害は全身に大きく影響するため、内臓への負担や血圧、自律神経等、様々な場所に不調が出てきます。
また刺絡でお血をしっかり取り除くことにより血液中の炎症性細胞などを洗い流すためアレルギーの緩和などにも効果があります。
刺激を与えた部位は出血を伴いますが、献血や瀉血とは違うため出血量は多くありません。
（鬱血の程度などによっては個人差はあります）
また、刺絡は繰り返す事で効果を発揮するため、鬱血の程度が強い、慢性疲労やコリがある、アレルギー症状の強い方は回数を多く処置する事をお勧めします。
治療後は皮膚に刺激を与えているため、個人差はありますがしみたり痛みを感じる事もあります。その場合も一週間前後で落ち着いてきます。