フローティング(フロート)
Floating (float)
2020年5月12日更新
一般的にリラクゼーションとは、身体的・精神的・情緒的な緊張の無い状態で心身共にストレスから解放された状態を指します。
この条件を究極のレベルで満たしているのが「アイソレーション(フローティング)タンク」です(海外では※環境刺激制限療法 RESTとして利用されています)
フローティングによる効果の特徴として以下の変化が期待されます。
①自律神経を整える
②老廃物の回収・排出効果
③自然治癒による整骨作用
フローティングでのリラックス効果は身近な手技によるリラクゼーションとは次元が全く異なり、全ての生命活動をコントロールしている脳の最深部「視床下部」に働きかけ自律神経に作用し、全身の生命活動を根本から正常へと導く作用があります。
なお視床下部は、内分泌(ホルモン)系の中枢で分泌量を調整しているため、ホルモンの変動が大きい女性などは婦人科系特有の症状がフローティングにより変化があるのは合点のいくところです。
このように自律神経が整い副交感神経が優位なることで・・
①血管が拡張し血液が内臓や末梢に集中(回復のため)、全身の体液(脳脊髄液・リンパ液)も循環・促進し、全細胞に栄養をとどけ老廃物を回収、排出。
②骨格筋の緩みにより全身の約200もの骨格と約680個の骨格筋が自己治癒力にしたがい普段のゆがみを矯正、正しい位置にもどる作用。
③心拍・血圧が減少し、呼吸がゆっくりになり、リラックス脳波に導かれる。
また、上記のような現象は感覚遮断効果と合いまり、非常に質の高いメディテーション(瞑想的)効果を生み、潜在意識の活性化が多幸感や願望実現への切っ掛けとなりえます。
もちろん装置内部は非日常な空間なため、ある程度の慣れ(体験回数)も必要であり、効果を100%得る為には・・
①時間からの束縛を忘れる
②全身の力を抜く
③心(脳)や身体の変化を素直に感じる
ことがとても重要となりますが、この3つの条件をスムーズに受け入れる事は意外にも容易ではありません。
セルフロッテは10数年の経験を持つオーナーが、あなたのレベルに応じ利用法を解りやすくお伝えし、安全で心安らぐ体験をお約束いたします。
世界最大の精神保健研究所であるアメリカの国立精神衛生研究所のヘンリー・アダムス博士は「最も重要なのはアイソレーションタンクは仮説に基づいた研究所における現象ではなく、有効性があると証明されたテクノロジーである」と述べています。
セルフロッテは世界が認めた本物のリラクゼーション装置を、日本の皆さまにご紹介できる事を心より嬉しく思い、皆さまとの出会いを心よりお待ち致しております。
※セルフロッテは医療機関ではございません。
治療を目的とした医療行為は一切行っておりません。
※環境刺激制限療法(REST)・・・・カナダ・マギル大学のヘッブらが1953年に最初の論文を出し、1960年代にかけて研究が盛んに行われた。
1970年代の、東北大学における感覚遮断研究では感覚遮断の体験と、修験道の修行中の変性意識状態との関連を指摘している。
1972年には東京にて第20回国際心理学会議の「感覚遮断に関するシンポジウム」が開催され研究の活性化が話題ともなり、日本では次第に神秘主義の観点からも考察された。
後に完全な感覚遮断を行うためにジョン・C・リリー博士が実験装置(アイソレーション・タンク)を考案。
1980年には、ピーター・スードフェルド(英語版)が治療的な応用に関する研究成果(過去1300以上の参考文献が挙げられれいる)を展望した著作を出し、その後は心理療法としても研究されている。
現在、感覚遮断は多岐の領域から関心を経て、探検家あるいは飛行機のパイロットへの関心、宇宙飛行士や軍事的な要請、また発達の分野や、神経生理学、行動主義の動機づけ理論などにも応用されている。
カナダのブリティッシュコロンビア大学のピーター・スードフェルド(英語版)は肥満や、喫煙習慣、恐怖症の治療など治療的に応用し、その研究成果をまとめ1980年に著作を出版する。
1990年代には、ジョン・C・リリー博士の考案したアイソレーション・タンクを用いた、日本での心理療法の研究では、他の瞑想療法などでも見られるような自己イメージの統合、親しい人と嫌いな人の主観的距離が縮まる、全体的な印象として自己・他者の関係におけるポジティブな変化が見られたとしている。
ババク・ボルージュルディによる研究は、視覚が遮断されると数分のうちに視覚野が興奮することを報告し、またヴォルフ・ジンガーらの研究は、視覚芸術家に対して行い、幻覚の出現と同時に、後頭葉と下部側頭葉の視覚系が活性化し、前頭前皮質の反応をfMRIが示したことによって、心象と幻覚は根本的に異なることが結論された。
マギル大学での実験では、脳波が遅いアルファ波に傾いてくることが報告され、別の実験ではさらに遅いシータ波やデルタ波が出現すると報告され、座禅やヨガの際に生じる脳波と類似していることから注目された。
現在、感覚遮断はリラクゼーションや瞑想の手助けとなり、心理療法としても用いられている優れた装置である。